こんにちは、ちびちゃいです。
フィンランドに行きたすぎてフィンランド語の勉強をしています。
勉強を始めて1か月でどのくらい進んだのか?勉強の成果や、気づきについてまとめました。
1ヶ月目の勉強内容
1ヶ月目は勉強スタイルがあまり確立しておらず、テキストやyoutube、アプリなど色々なものを試していました。
フィンランド語テキスト
「ニューエクスプレスプラス フィンランド語」という本を電子書籍で購入し、文法について勉強しています。
短い会話と文法の説明がセットで1つの課になっている作りで、ところどころに練習問題があったり、オンラインで音声をダウンロードできたりと、かなり使いやすいです。
当初は毎日1課を目標にしていましたが、だんだん内容が難しくなってスローダウンしてしまい、1ヶ月で10課程度(書籍の半分くらい)まで進みました。
否定文や受動態が出てきたあたりから文法が複雑になってきたうえ、11課以降は会話のカタカナのふりがなが無くなってしまいました。加えて、単語が覚えきれず会話の意味の理解に苦戦するようになってしまったことから、後述するデュオリンゴと並行して少しペースを落として進めています。
デュオリンゴ
語彙力対策と反復練習のために、テキストの開始から半月遅れくらいで始めました。
フィンランド語は英語版のみでの提供ですが、基本的な英語の読み書きができれば特段支障はないかと思います。
半月ほどでUnit4まで進みました。Unit4までで、基本的な挨拶や人物の描写(〇〇は〜である)、現在形、所有の表現(〇〇は〜を持っている)などが学べます。
デュオリンゴでは他にも沢山の言語が学べるので、興味本位でフランス語・スウェーデン語を始めてしまいました。そのおかげでこちらも若干スローダウンしています。
YouTube
YouTube上で英語でフィンランド語について解説しているチャンネルを時々視聴しています。こちらは時間がある時だけなので、ほとんど見られていません。
1ヶ月目の振り返り
実は2年ほど前にフィンランドの勉強を挫折していたのですが、今回はかなり楽しく続けられています。
2年前はコロナの影響で「勉強しても当分フィンランドに行けそうにないし」と思ってしまっていましたが、今は少しずつ海外旅行ができるようになってきており、渡航への期待があるのが大きいと感じています。
また、フィンランド語の勉強を始める少し前にNative Campを利用した英語の勉強を再開しており、語学学習自体に対するモチベーションが高まっているのも一因かと思います。
1ヶ月勉強してみて、語学の面白さ、そして母国語以外の言語を学ぶ難しさを実感しています。まだまだ勉強を始めたばかりですが、思うところを3点ご紹介します。
文法は、英語にも日本語にも似ている
フィンランド語の勉強を始めた記事で「言語間距離」について書きましたが、確かにフィンランド語は英語よりも日本語に近い部分もある一方、英語に似ている部分もありました。
例えば、英語のbe動詞は日本語には無い概念ですが、フィンランド語にはolla動詞というbe動詞と同様の概念があります。
しかしながら、現在形の場合、英語ではam・are・isの3つなのに対し、フィンランド語では1~3人称それぞれの単数/複数がすべて異なり、6つのolla動詞があります。
日本語 | 英語 | フィンランド語 |
なし | 1人称単数:am 2人称単数・1~3人称複数:are 3人称単数:is | 1人称単数:olen 2人称単数:olet 3人称単数:on 1人称複数:olemme 2人称複数:olette 3人称複数:ovat |
使い分けが異なりますが、概念自体は英語と似ているので、英語を勉強していれば理解しやすいです!
一方、フィンランド語には、英語にあるような冠詞がないので、単語はそのまま文章に出てきます。これは日本語と似ていますよね。
日本語 | 英語 | フィンランド語 |
これ は りんご です。 | This is an apple. | Tämä on omena. |
tämä:これ
on:三人称単数のolla動詞
omena:りんご
語順は英語に似ているけど、単語の使い方は日本語に近いという印象です。
英語の勉強にもなって一石二鳥!
1つ目ともつながりますが、特にデュオリンゴでは英語でフィンランド語を勉強しており、英語とフィンランド語を相互に訳すことになるため、自然と英語の文法についても理解する必要が出てきます。
特に冠詞(a,an,the)はフィンランド語と日本語に無く、英語にはある概念なので、フィン→英で訳す際は注意が必要なんです。
英語のスピーキングやライティングで、冠詞に対する意識が高まったように感じています。
単語力不足を実感
今のところ、一番苦戦しているのはボキャブラリーです。
英語では、そのまま外来語として日本語になっている単語が多いですが、フィンランド語では、そのまま日本語になっているような単語はあまりありません。
フィンランド語がそのまま日本語になっているのって、今のところサウナ(sauna)くらいしか思いつきません。
こればかりはボキャブラリーを増やすしかないので、反復学習ができるデュオリンゴで少しずつ覚えていっています。
今後レベルが上がったら、ボキャブラリーを増やすための方法を何か考えた方がいいかもしれません。
1ヶ月で簡単な文章は作れるようになりました
1か月マイペースに進めてきましたが、先日、フィンランド語の映画の予告編を見た際に、ちょっとした単語や挨拶などのフレーズが聞き取れて感激しました。
知らない言語は呪文のように聞こえますが、ちょっとでも内容が聞き取れると嬉しいですね!
フィンランド語は文法のルールが多く複雑なので、まだ全体感がつかめているわけではないのですが、「○○は○○です」とか「○○は○○を持っています」くらいのシンプルな文章であれば作れるようになりました。
今後、どの程度のレベルを目指すのか、まだ全然決められていません。ですが、言語学習自体が楽しくなってきたので、このままマイペースに続けていこうと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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