フィンランド旅行を計画中のちびちゃいです。
海外旅行の醍醐味といえば、現地の空気や文化、生活を体感することではないでしょうか?
文化といえば、例えば言語。せっかくなら、現地の言語を話せるようになってみたいと思いませんか?
この記事では、フィンランドに行きたい私がフィンランド語の勉強を始めた時に使った本やサイト、アプリなどをご紹介します。
フィンランド語を学習するには?
フィンランド語は、フランス語やスペイン語のようにメジャーな第二外国語ではありません。そのため、学習ツールがかなり限られます。
フランス語みたいにラジオ講座とかやってほしい。
私は色々なツールを併用しながら独学しています。無料で使えるもの、有料で使えるものそれぞれについてみていきましょう。
無料で使えるもの
「フィンランド語に興味があるけど、続くかわからないからお金はかけたくない!」という方におすすめの、無料で使えるもののご紹介です。
スマートフォンやタブレットの言語設定
スマートフォンやタブレットの言語設定で「SUOMI(フィンランド語)」を選択しましょう。
そうすると、ポップアップメッセージや一部アプリの言語、通知などがフィンランド語になります。日常的に目に入るので、「写真=kuvat」などよく使う言葉はだんだん見慣れてきますよ。
勉強を始めたばかりだと全然わからなくて操作に困ったりすることも。スマホだといざという時に困るかもしれないので、私はタブレットだけフィンランド語設定にしました。
ついでにフィンランド語キーボードも入れれば、わからない単語の検索がしやすくなります。
デュオリンゴ
デュオリンゴ(duolingo)は言語学習アプリです。英語を勉強するアプリとしてご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
フィンランド語は日本語版ではなく英語版で提供されています。
私はまだ序盤なのですが、基本的な英語の読み書きができれば支障ないと思います。
無料版では間違えられる回数に制限があったり、広告があるなど一部機能が制限されますが、学習という意味では十分使えると思います。
ゲームのような感覚で反復学習できるので、後述するフィンランド語テキストで学んだ文法の確認・定着や、ボキャブラリー強化対策に役に立っています。
YouTube
フィンランド人の方が英語でフィンランド語について説明してくれている動画がYouTubeに沢山あります。
テキストやデュオリンゴをやって時間が余った時に見ています。
英語のリスニングの練習にもなります!
私が普段見ているのは下記のチャンネルです。丁寧に字幕がついているので、話すスピードは速いのですが、なんとか理解できます。
有料で使えるもの
文法など基礎的な事項がまとまったテキストが一冊あると良いと思い、日本語で書かれたフィンランド語のテキストを購入して勉強しています。
日本語のフィンランド語テキスト
「ニューエクスプレス+ フィンランド語」を使っています。
書籍に記載されたQRコードから音声データを無料ダウンロードできるので、リスニングやシャドーイングの練習もできておすすめです。
文法の仕組みの理解や確認にはこちらのテキスト、テキストで学んだ事項の反復練習や語彙力の強化にはデュオリンゴをメインで使っています。
フィンランド語のような現地語を学ぶメリット
海外旅行なら、英語ができればいいんじゃないの?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、主要な観光地やホテルでは英語ができれば十分ですし、行き先によっては英語すらあまりわからなくても支障がないこともあります。
ですが、個人的には、フィンランドのように英語以外の言語が話されている国に行くのであれば現地語を知っておきたいと思っています。理由は下記の3つです。
- 行けなくても、行った気になる
- 新しいことを始める楽しさ
- 日本語や英語への理解も深まる
ひとつずつみていきましょう。
行けなくても、行った気になる
行きたい国があっても、今はコロナ禍でなかなか行きにくいですし、そうでなくてもお金や時間が原因で行きたい国に行けないということはありませんか?
言語にはその国の雰囲気が表れます。書籍を使って勉強する場合などは、ダイアログの会話からその国の暮らしや考え方が垣間見えるのも面白いです。
フィンランド語には「SISU」という単語があり、「SISU」がある状態を示す形容詞が「sisukas」です。これは「フィンランド魂」などと訳され、勇敢とか、大胆、挫けない強さなどを意味するそうです。大和魂みたいな感じでしょうか?
新しいことを始める楽しさ
新しいことを始めるのは、少しワクワクしませんか?
私は英語学習に行き詰まりを感じ、気分転換も兼ねてフィンランド後の勉強を始めました。
新しいことを学ぶことがいい刺激になっただけでなく、英語学習へのモチベーションにもつながりました。
フィンランド語が難しくて、それに比べたら英語は全然話せる!と自信も付きました。
日本語や英語への理解も深まる
言語には、「言語間距離」という概念があり、発音や文法構造が日本語に近いもの・遠いものが存在するそうです。
それによると、日本語と英語の距離に比べると、日本語とフィンランド語は距離が近いのだそうです。
私は英文法に詳しいわけでもなく、フィンランドもまだ初心者なのですが、英語との違いはかなり実感しています。
例えば、英語の勉強で苦しめられる冠詞(a, an, the)はフィンランド語にはありません。
また、発音がほぼローマ字読みでいいので、英語のように発音しない文字やトリッキーな発音がないので読むだけなら簡単に読めます。(öäなど特殊な文字があるので、そこだけ覚える必要があります)
日本語と英語に加えてフィンランド語を学んだことで、それぞれの言語の違いに気づき、理解が深まった気がして面白いです!
フィンランド語の独学は、まずはハードルの低いところから始めるのがおすすめ!
フィンランド語を勉強したい!と思ったときに何から始めれば良いのかについてご紹介しました。
いきなり本を買うというのはハードルが高いと思われるのであれば、デュオリンゴなどのアプリ学習から始めたり、YouTubeの動画を見たりしてみるところから始めるのがおすすめです。
これからフィンランド語を学ぶ方のご参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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