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毎月1万円の寄付を4ヶ月続けて思う事

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この記事は約8分で読めます。

こんにちは、ちびちゃいです。

合わせて毎月1万円ほどではありますが、非営利団体への寄付を行うことを始めて4ヶ月が経ちました。

都道府県や市区町村への寄附であるふるさと納税はネットショッピング感覚で手軽にできることもあり、行っている方は多いのではないかと思います。一方で、NPOなどの非営利団体への寄付は、少しハードルが高いのではないでしょうか。

この記事では、私が非営利団体への寄付を始めたきっかけと、4ヶ月継続して思うことをまとめました。

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これまでの寄付に関する考え方

あなたは、寄付と聞いてどんな印象をもちますか?

私の今までの寄付に関する印象は、

  • 駅前とかでやってるけど、ちゃんとした団体か分からなくて怪しい。
  • 自分の寄付したお金が、ちゃんと世の中が良くなるように使われているのか不安。
  • 寄付しても自分にメリットがないと思う。

というものでした。

ふるさと納税は、返礼品がもらえたり節税になるメリットがあるので毎年行っていましたし、使い道のない端数のポイントを寄付したりということはしていました。でも、自分が働いて得たお金を、どこの誰にどのように使われるか分からないようなことに使いたくないと考えていたため、特に寄付するという考えには至りませんでした。

国内外の災害に関する寄付が呼びかけられていても、どの団体に寄付したらいいのか、自分の生活水準・収入レベルだといくら寄付するのがいいのか、そもそも私がちょっと寄付しただけで何が変わるのか、等々考えてしまい結局行動には至りませんでした。

寄付を始めようと思ったきっかけ

そんな私が寄付を始めてみようと思ったきっかけは、2021年のNHK大河ドラマの「青天を衝(つ)け」を見たことでした。

青天を衝(つ)け
幕末から明治を駆け抜けた実業家・渋沢栄一。農家に生まれた栄一は、幕末の動乱期に尊王攘夷思想に傾倒する。しかし、最後の将軍・徳川慶喜との出会いで人生が転換。やがて日本の近代化に向けて奔走していく…【作】大森美香【音楽】佐藤直紀【題字】杉本博司【放送予定】2021年2月14日(日)スタート総合:よる8時/BSP・BS4K:...

実業家として知られる渋沢栄一の生涯を描いたドラマです。商人として財政の立て直しをしたり、国政に携わったり、会社を起こしたりといった経済への貢献も印象に残りましたが、それだけでなく、自分だけではなく社会全体の幸せを願ったり、どんな人も取りこぼさないと行動したり、そして災害などで困った時にはお互い助けあったり、そういった考え方に感動しました。自分も、もっと大きな視点で世の中をみて行動できるようになりたいと考えました。

実業家や資産家、有名人などであればもっと大きなことができるのかもしれませんが、私のようなただの会社員ができることとして、やってみようと思ったのが「寄付」だったのです。

正直、社会全体の幸せなどただの綺麗事という考え方もあるでしょうし、一般人がちょっと行動を変えたくらいでは何も変わらないという考え方もあると思います。でも、「何もしないで、何も変えられる可能性がない」よりは「何か行動して、何か変えられるかもしれない」方が私はいいと思っています。

少し精神論っぽい話になってしまいましたが、次に私の現在の寄付状況と、どのようなことを考えて寄付先を決めたのかお話しします。

現在の寄付状況と、寄付を始めるにあたって検討したこと

現在の寄附状況

現在、非営利団体3つにあわせて10,000円を寄付しています。団体にもよるかと思いますが、私が寄付している先では毎月同額を寄付するプランがあり、クレジットカードから毎月支払いが行われます。毎月やると決めたら忘れないので便利ですが、現金で寄付したり、自分で送金したりするよりは寄付している実感は薄くなるかもしれませんね。

寄付を始めると決めたものの、一番悩んだのが「どこに寄付するか」でした。

せっかく寄付するのであれば、本当に世の中を良くすることにお金が使われてほしいと思ってはいたものの、漠然としすぎてどこに寄付すればいいのか迷ってしまいました。

そこで、①自分が思う社会の課題を洗い出し、②その解決に向けて活動している団体に寄付するという方向で検討しました。

私の中で課題意識を持っていたのは「環境問題」と「貧困」でした。

環境問題は、地球上どこにいても何をしていても影響を受ける問題です。また、個人レベルではどうしようもないことも多いため、調査研究を行って国や企業に働きかけるような活動を支援したいと考えました。また、貧困については、何をするにしてもお金は本当に大事だという思いと、いつ自分に降りかかるかも分からない問題でもあり、課題意識を持っています。

次に、「環境問題」と「貧困」という2本の柱をもとに寄付を募っている団体を調べ、環境問題を扱う1団体と貧困問題の支援をしている2団体に合計毎月10,000円の寄付を行うことを決めました。金額はあまり深く考えず、10,000円であれば、ちょうど在宅勤務で浮いたランチ代くらいの金額なので問題ないということで決めました。今後新たに支援したい団体が出てくるかもしれませんし、収入や生活費の状況によっては金額を増減させるかもしれません。

検討の際には団体のホームページや活動報告をみて、しっかりとした活動を行っている団体であることを確認し、納得した上で寄付を申込みました。

寄附を4ヶ月続けてきて、現在の心境

社会問題が自分ごととして捉えられるようになった

世の中の課題について考え、さまざまな団体の行っている活動を調べたことで、社会の問題を自分ごととして捉えられるようになりました。今までは、どこか遠い世界の問題だと思っていた環境問題や貧困問題も、いつ自分の生活を脅かすかもしれない物だと感じています。寄付以外にも、買い物をする時の商品の選び方や普段の生活の中で自分に出来ることを探すようになりました。

社会課題への無力感が軽減された

ひとつ目とも重なりますが、社会の課題や問題について行動できていることが精神面にも良い影響を与えています。日々ニュースなどで報道される社会問題や悲しい事件、災害に対して、今までは心を痛めながらも自分では何もできないという無力感に苛まれていました。しかし、定期的な寄付をはじめたことで、自分でできることがある、実践できているという自覚が生まれました。今まで感じていた、「自分は何もできない」という無力感が軽減された気がします。悲しいニュースを見て感じるストレスも軽減される気がします。

自分以外のためにお金を使いたいと思うようになった

お金の使い方には、「自分のために使う」と「自分以外のために使う」の2種類があります。寄付というのは後者の「自分以外のために使う」使い方です。寄付を始めるようになって、同じ金額を払っても、自分のために何かを買ったり好きなものを食べたりするより、誰かに贈り物をしたり食事をご馳走したりする方が、満足感が高いと感じるようになりました。もちろん自分が頑張って稼いだお金ですから、自分のために使うのは当然のことではありますが、それだけでなく、誰かのために使うことも大切にしたいと思っています。

気軽に始められる寄付

ここまで、私が寄付を始めるようになったきっかけや今思うことを紹介しましたが、とは言っても、毎月の寄付はハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで、気軽に始められそうな寄付をいくつかご紹介します。

クラウドファンディング

クラウドファンディングは、インターネットを通じて多くの人から資金を集める仕組みです。災害支援や地域復興のプロジェクトの資金集めに使われているのがテレビで紹介されているのをみた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

CAMPFIREやMakuakeなど、さまざまなクラウドファンディングサイトがあるので、きっと応援したいと思えるようなプロジェクトに出会えるはずです。プロジェクトによっては商品やオリジナルグッズなどが寄付のリターンとして選べるので、欲しい商品から探してみるのも良いですね。

寄付をしてみたいけれど、どこに寄付したらいいか分からない、という方も多いかと思います。クラウドファンディングサイトで色々なプロジェクトを見ていくうちに自分がどんな問題に関心があるのか見えてきたら、その問題の解決に向けて活動している団体への寄付を始めてみるのも良さそうです。

私は、CAMPFIREに登録して、興味のあるプロジェクトを見つけたら支援しています。旅行で行ったことのある地域のプロジェクトや、環境問題や貧困問題に取り組むプロジェクトが多いです。最近だと、2021年の豪雨で被害を受けた雲仙の復興プロジェクトを支援しました。少し前に旅行で訪れたばかりだったので被害があった時は大変驚きましたが、少しでも力になれていれば嬉しいです。また是非旅行に行きたいと思っています。

プロジェクトを探す
CAMPFIRE(キャンプファイヤー)に掲載されているプロジェクトの一覧ページです

ポイント募金

いきなり現金で寄付するのがハードルが高いという方は、ポイントを寄付してみませんか。楽天ポイントやTポイントなどのポイントは、商品との交換やお買い物にも使えますが、使い道として寄付を選ぶこともできます。

例えば楽天ポイントだと、楽天クラッチ募金のサイトから募金に参加できます。期間限定ポイントも使えますので、特に買うものがないけれどポイントが失効してしまう場合などにも良さそうです。クレジットカードや銀行振込での寄付も可能です。

私は楽天を利用しているので、次の項目で説明しているようなスポットの寄付を募集している場合に、ポイントやクレジットカードを使って寄付しています。

楽天クラッチ募金 | 楽天グループ株式会社
「楽天クラッチ募金」は、楽天ポイントをはじめとする楽天の決済方法をご利用頂けるインターネット募金です。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

スポットの寄付

毎月の寄付は家計への負担が心配だったり、いくらくらいを寄付するのがいいのか迷うという方も多いのではないでしょうか。災害時などに単発的に呼びかけられる寄付であれば、その時々の家計の状況に応じて参加できるのでおススメです。上記で紹介した楽天クラッチ募金でも寄付できますし、SNSやテレビの情報番組などでも寄付先が紹介されていたりするので、信頼できそうな先に寄付してみてはいかがでしょうか。

寄付というお金の使い方について

この記事では、私が現在どのように寄付と関わっているのか、寄付を始めた前後での寄付に対する考え方についてご紹介しました。寄付というお金の使い道について、少しでも興味を持って下さったなら幸いです。

いきなりお金を寄付するのはハードルが高い、という方は、物品の寄付をしてみるのもおススメです。家の中で処分に困っている不用品でまだ使えるものがあるという方は、下記の記事も見てみてください。

ちびちゃい
ちびちゃい

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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